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【人間関係】「感じのいい人」の言葉は正しく聞こえがち~何を言うかvs.誰が言うか

こんにちは。カウンセリングオフィスGardenです。

 

みなさんは、仕事での付き合いや日常の人間関係で、こんな経験はありませんか?

 

考え方が合わない相手と思っていたのに、実際に会って話してみると、感じが良くて

会話が弾んだ。逆に、意見にはすごく共感できるのに、直接会って話し方や態度に触れると

少し苦手に感じてしまった……。

 

私たちは、自分たちが思っている以上に、「話されていること」よりも「誰が話しているか」に

影響されているのかもしれません。

 

今回は、人間関係において「人柄」と「意見」を分けて見ることについて考えてみたいと思います。

 

 

人は意外と「誰が言うか」に左右されている

私たちは無意識のうちに、相手の“人柄”と“意見”を重ねて考えがちです。

感じのいい人、好きな人の話はそれだけで正しいように感じますし、逆に

苦手な人の意見は、聴く前から否定したくなっていることもあります。

 

本来であれば、“人柄”と“意見”は別々の引き出しに入れていいはずのものです。

でも、わざわざ別の引き出しに分けて出し入れするよりも、一か所に

まとめてしまった方がずっと簡単です。

 

このような、物事をシンプルに扱うのは人間の自然な心の働きです。

 

 

白黒思考が可能性を狭めてしまうことも

ただ、人柄と意見をひとまとめにして考えると、「好きだから全部正しい」

「苦手だから全部間違い」という極端な見方になってしまうかもしれません。

 

このような「100-0」思考は、人間関係を少し窮屈なものにします。

「あの人とは意見が違うから、あまり関わらないでおこう」

「あの人はいい人だから、言ってることは正しいよね」

 

本当は、一人の人間の中に「好きな部分」と「苦手な部分」が同時に存在するのは

当たり前のことなのに、一面的な見方をすることで、せっかくの学べる機会を

見落としたり、無批判に信じて判断を誤ってしまうかもしれません。

 

もちろん、人柄と意見を切り分けることはそれほど簡単なことではありません。

なぜなら、人は感情の生き物で、どんなに切り分けようと意識していても、感情の動きを

完全に無視することはできないからです。

 

それでも、「人柄の印象と、話の内容は別かもしれない」と頭の隅に置いておくだけで、

どう理解しどう行動するかの選択肢は広がります。

 

 

全肯定でも全否定でもない、バランス理解

「人柄は好きだけれど、今回の意見には賛成しないな」

「考え方は違うけれど、a人としての付き合いやおしゃべりは楽しい」

 

そんなふうに、立場やその時の文脈によって距離感を柔軟に使い分ける

付き合い方があっても良いのではないでしょうか。

 

人柄と意見を分けて見えるようになると、人間関係のグラデーションが

自然と広がっていくと思います。

 

 

まずは自分の見方のクセに気づくことから

私たちは日頃、自分で自覚している以上に

「誰が言うか」のフィルターを通して世界を見ています。

 

だからこそ、誰かを強く肯定する気持ちが湧いたとき、あるいは

誰かの言葉を頭から否定したくなったとき、

「いま、わたしは人柄と意見を混同していないかな?」と振り返ってみてください。

 

このようなちょっとした意識を持つことで、相手への理解が深まるだけでなく、

あなた自身のものの見方が広がっていくのではないかと思います。