こんにちは。カウンセリングオフィスGardenです。
いま世の中には「もっと~しよう」「~ためのアドバイス」という情報が
あふれています。時には、矛盾するアドバイスに困惑することも。
今回は、無数にある情報との付き合い方を考えてみたいと思います。
「これ以上、がんばれない」もう、がんばっている
仕事、人間関係、家族のこと、健康の悩み…
生きていると、何かしらの「問題」や「気がかり」は次々にやってきます。
そのたびに私たちは、
「なんとかしなきゃ」と、心のエネルギーを消費し続けます。
毎日、周囲の状況に気を配り、
人間関係を調整して、
生活の中でできる工夫、自分でできる対処を考え、
必要な知識や情報を取り入れて…。
すでにこんなに頑張っているのに、また
「人生を上手に生きるために~しましょう」
と言われてしまう。
「こうすればいい」
「この方法を試してみて!」
「あなたの努力で変えられます」
どれも正しいし、必要としている人には役立つ言葉です。
でも、これらの「前向きな言葉」は、
すでに十分がんばっている人にとっては、さらに重荷を背負わせる
「両刃の刃」にもなります。
「何をするか」ではなく、「何をしないか」
いまあなたが「やらなきゃ」と思っていることの中には、
- やらなくてもよかったこと
- “今” でなくてよかったこと
- 優先順位が後でもよかったこと
が、混ざっていませんか?
決して「してはいけないよ」という話ではありません。
ただ、“抱え込まなくていいはずのもの” が、いつの間にか
大きな荷物になってしまっていることがあるのではないか。
そしてすでに大きな荷物を背負っているのに、
「もっとがんばらなきゃ」という方向に向かっている、ということはないでしょうか。
がんばりは“引き算”でいい
生き方やメンタルのケアは、「足し算」ばかりではありません。
むしろ、しんどいときこそ必要なのは、
「どれを手放していいか」という引き算の視点です。
いま、あなたが抱えているものの中から、
・いまは少し脇に置いていいこと、
・優先度を落としても問題ないこと
・今でなくていいこと …を探してみてください。
それらを「引き算」すれば、あなたの心に少し余裕が生まれ、
特別なことをしなくても、今よりも元気を温存できるようになります。
「どれを手放していいのか」決断するのは難しい
ここまで読んで、こう思った方もいるかもしれません。
「でも、どれが“手放していいこと”なのかがわからない」
「優先順位をつけるって…どうやって?」
自分のことになると、人は慎重になりがちです。
「もしかしたらあとで必要になるかもしれない」
「やらなかったせいで悪化したら」
不安がよぎり、客観的な判断は難しくなります。
だからこそそんな時には、
誰かに相談し、客観的な意見をもらうことをお勧めします。
パートナーやあなたをよく知っている友人。
あるいは、専門的な知識を持っている相談相手。
大切なのは、一般的なアドバイスだけでなく、
あなたの体力や性格、状況を踏まえて、状況を整理してくれる人です。
そのような人に向かって言葉にすることで、
自分にとって何が大切か、
何を優先したいかが、クリアになってきます。
「もっと頑張る」ではなく、
「どっちでもいいことは後回しにする」
この記事が、あなたのがんばりを少しでも
軽くする手助けになりますように。
コメントをお書きください