きめ細やかなサポートを ~ メール相談の活用

こんにちは。カウンセリングオフィスGardenです。

 

不登校や発達の課題を抱えるお子さんを支える親御さんにとって、

その日々は、今日も明日も続く「日常」そのものです。

 

「時間がある時だけやればいい」という気楽なものではありませんし、

また、その家庭その家庭によって具体的な状況は異なり、

本や一般論だけではなかなか解決しきれません。

 

われわれ支援者にとっても、月数回の短い時間の中で

お伝えできることには限界があり、「もっと時間がかけられたら」と

感じることもしばしばです。

 

このようなジレンマを解消するため、当相談室では

メールを利用した支援スタイルを取り入れています。

 

 

「月1回の面接」が基本

通常、スクールカウンセラーや専門機関での相談は

月1〜2回が一般的です。頻回に相談できれば、

手厚い支援が可能となりますが、ご家族にとって

時間的・経済的な負担が大きくなることは、問題の解決に

必ずしもプラスとはなりません。

 

一方で、1ヶ月に1度の面接では、その間の様子を

「まとめて」お伺いします。そのお話をもとに「現状に即した基本方針」を

お伝えしますが、実生活の中では、

予期せぬ出来事や判断に迷う場面が起こります。

 

何かあった時、「次の面談で話せばいい」と思われるかもしれませんが、

限られた面接時間内でお伺いできる具体的な出来事は、どうしても

一つか二つに限られます。話題が二つあれば、ひとつの話題に

かけられる時間は、せいぜい20分。

 

「その時どう対応したか」「お子さんはどう反応したか」といった

詳細を確認していくと、残念ながらそれだけで面接時間は終わってしまいます。

これは、私の長年の悩みでした。

 

 

メールによるサポート内容

メール相談では、以下のような「実戦的」なやり取りを積み重ねていきます。

  • 「関わり」へのフィードバック 親御さんが実際に行った対応を心理士の視点から確認し、「その対応で大丈夫です」「こういう声掛けはいかがですか?」というフィードバックをお届けします。

  • お子さんの「今」を読み解く 睡眠や食事、生活の様子から、お子さんの「エネルギー状態」を推測し、「今」に合わせた接し方を提案します。

  • 具体的な「声かけ」の提案 親御さんが自分たちだけで悩まずに済むよう、その時の状況に合わせた「具体的な一言」をお伝えします。

  • 「観察の視点」の共有 : どこに注目してお子さんを見守ればよいのか、お子さんが出している小さなサインに気づくための視点をお伝えします。

このように、ご家族からより詳しい情報をいただくことによって、お子さんの「いま」をより正確に把握し、適切なフィードバックが可能になります。

 

 

ご家族を支える「伴走者」として

不登校やお子さんの問題の解決には、魔法のような一言はありません。

日々の暮らしの中で「試行錯誤(トライ&エラー)」を繰り返し、

その子に合った方法を丁寧に見つけていくプロセスが不可欠です。

 

通常面接で目的地までの地図を描き、メール相談で「日常」を支える。

この小さな積み重ねが、お子さんの回復をより確かなものへと導く

一助となれば、幸いです。