こんにちは。カウンセリングオフィスGatdenです。
「自分を大切にしよう」
いろいろなところで耳にする言葉です。
けれど、この言葉を聞くと、なぜか心がもやもやしたり、
苦々しい思いを感じたりすることはありませんか。
「それができれば苦労しないよ」
「そもそも、自分を大切にするってどうすればいいの?」
そうですよね。
そもそも「誰かを大切にする」ってなに?
実は、自分を大切にできるようになるには、ある「前提」が必要です。
自分を大切にできる人というのは、心のどこかに「自分には価値がある」という感覚をすでに持っているんですね。
この前提がない状態で「大切に」と言われても、それは
操作を教えられないまま「さあ、この車を運転して行って」と言われるようなもので、戸惑うのは当然です。
まずは、「具体的にどうするか」を教えてもらうところから始めなければなりません。
もし、あなたが「誰かを大切にする?ピンとこない」と感じるなら、
それは、これまでの人生で、それを学ぶ機会がなかったのかもしれません。
「大切にする」~それは大切にされる経験から学ぶもの
「自分を大切にする感覚」は、残念ながら自分一人ではなかなか育ちません。それは、誰かから「大切にされる」経験から、感覚と体で知るものだからです。
誰かから、丁寧に扱われる。
「自分は、丁寧に扱われていい存在なんだ」と気づく。
自分自身を、丁寧に扱えるようになる。
人は、このステップを経て、
「自分を大切にすること」を学んでいきます。
だから、いきなり「自分を大切にしましょう」と言われても
「どうしたらいいの?」
難しく感じてしまうんです。
「人として大切に扱われる」ということ
もし、あなたがずっと誰かから後回しにされたり、
気持ちを軽んじられたりしていたとしたら。
「雑に扱われること」が、あなたにとっての普通(デフォルト)になってしまっているのかもしれません。
- 都合のいい時だけ、褒められる
- 話を最後まで聞いてもらえない
- 自分のことなのに意見を求められない
- 「泣かないの」「我慢しなさい」など感情を否定される
- きょうだいや友だちと比較される
- 冗談めかして、からかわれる
- 気遣うことを強要される
他にもいろいろあるでしょう。
もし、思い当たることがあったら、
それはあなたが「大切に扱われていなかった」のかもしれません。
何が丁寧で、何が雑なのか
「大切にする・される」という感覚を知るには、
自分以外の誰かの存在が必要です。
それは、必ずしも家族や親友や恋人でなくてもだいじょうぶ。
話を途中で遮らない。
あなたの感情を否定しない。
存在を軽んじるような態度をとらない。
そんな人です。
その人に「大切に扱われる」体験が心と体に染み込んだ時、
あなたの「自信」と「自己肯定感」が回復します。
おわりに
言い換えると、自分を大切にするとは、
自分を「雑に扱う癖」を手離すことです。
そしてそのプロセスは、あなたを大切にしてくれる「誰か=伴走者」とともに歩んでいく道のりです。
「私は、大切に扱われていい存在なんだ」
そう思えた時、あなたの人生の舵はあなたの手に戻ってくるはずです。
どうぞ自分を大切にしてあげてくださいね。
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