こんにちは。カウンセリングオフィスGardenです。
「カウンセリングって、具体的に何をするところ?」
「ただ話を聞いてもらうだけで、何かが変わる?」
こんな声をよく耳にします。
たしかに、目に見えない「心」を扱うものですから、どんな効果があるのか、どんな変化が期待できるのか。それがわからないと、興味はあっても、申し込むには勇気がいりますよね。
今回は、私が大切にしていることの中から、いくつかを選んで、カウンセリングが持つ可能性と、カウンセラーとしての私の思いをお伝えしてみたいと思います。
1. まずは、今ある「しんどさ」を解きほぐすこと
カウンセリングにおいて、何よりも優先されるのは、相談に来た人が抱えている精神的な苦痛や生きづらさを和らげることです。
心の中に抱えた悩みは、そのままにしておくと複雑に絡まり合って、
ただ苦しいだけの、得体のわからないものになっていきます。
それを言葉にして、誰かと共有し、一緒に整理していく。
この「消化」のプロセスを通ることで、問題が少しずつ軽くなっていきます。
いま抱えている苦しさや生きづらさを、軽くしたい。
この、相談者の思いに応えることが、カウンセリングで最も優先されるテーマであることは、間違いありません。
2. 「もとどおり」を超えて、「次の自分」になる
私がカウンセリングを通して「こうなったらいいな」と願っていることのひとつは、相談者さんに、単に「悩む前の状態」に戻るのではなく、それを超えて次の成長ステップに進んでほしい、ということです。
悩みの真っ只中で「なんとかしたい」と感じるのは、当然のことです。その中で、わざわざカウンセリングしてみよう、と思う方は、「変わりたい」というはっきりとしたモチベーションと行動力の両方をお持ちの方だと思います。
つまり、そのような方にとって、今の苦しさは、次の自分になるための「助走」です。
回復とは元の自分に戻ることではありません。
悩みを生みやすかった心のバランスそのものを整え、以前よりも折れにくい、しなやかな「プラスの変化」を手に入れることです。
カウンセリングを通して、ぜひ新しい次の一歩を踏み出していただきたいと、思うのです。
3.大切なのは「丸ごと理解される」こと
日常の人間関係の中で、「言いたいことが、本当に伝わった」と感じられる機会は、とても少ないものです。
家族や友人であっても、相手への配慮や忖度が働いて、
「ここらへんで止めておこう」と飲み込んだり、「ちょっとニュアンスが違うんだけどな」と思いながら話を合わせたり。
私たちは、常にどこかで世界との“壁”を感じながらコミュニケーションをしているように思います。
カウンセラーは、あなたの話を批判せずに、丸ごと理解します。
「この人は、私のことをちゃんと知ってくれている」
そう感じる体験は、人の心に大きな安心と活力を生み出すものです。
「わかってもらえた」という実感が、あなたの中の自己肯定感を育てていきます。
4. あなたの可能性を「根拠」を持って伝えます
自分自身を見つめ直し、変えていくという作業は、時にとてもしんどいものです。
新しい自分に出会うプロセスの中では、
それまでのやり方が通用しなくなったり、一時的に自信を失ってしまう段階を通ることもあります。
そんな時、他者からの「勇気づけ(エンパワー)」と「安全の保障」は、何よりの支えになります。
カウンセラーは、世間的にはいわゆる「サービス業」に分類されますが、
私たちの仕事は、ただ闇雲に励ましたり、耳障りの良い言葉をを言うことではありません。
相談者の方が持っている本来の強みや、まだ眠っている可能性を、プロの視点から「根拠」を持ってお伝えしています。
「あなたには、こんな力がありますよ」
「思い出してください。これまで、こんなふうに乗り越えてきたことを、私は覚えていますよ」
心が折れそうな時、確かな事実に基づいた言葉は自分を取り戻す支えになります。
相談者の方が自分自身を否定してしまう時でも、カウンセラーとしてその方の話を聴き続けた私は、その方の可能性を知っています。
あなたが気づかないあなたを知っておく。
それもまた、カウンセラーの重要な役割だと考えています。
おわりに
カウンセリングは、魔法ではありません。
話をしたら、パッと視界が開ける…
生き方が変わる時、残念ですが、そのようなドラマチックな変化はそうそう起こるものではありません。
でも、誰かと共に歩むことで、一人では辿り着けなかった答えが見えてくるのは本当です。
今、もしあなたが「先が見えない」と感じているなら、その苦しさは新しい生き方を見つけるための大切なステップかもしれません。
相談に来た方が、前向きな気持ちで、自分らしい人生を生きていくこと。
私はカウンセラーとして、その道のりをお手伝いしたいと思っています。
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