こんにちは。カウンセリングオフィスGardenです。
前編では、育児に関する「~した方がいい」をすべてやろうとしなくていい、というお話をしました。
「手放したほうがいいのは分かったけど、実際に何をどうすればいいのかわからない」
そう感じた方もいらっしゃると思います。
後編では、するべきこととそうでないことの整理の仕方と、
周囲の人と相談しながら優先順位を決めるためのポイントをお伝えしたいと思います。
「どれを抜いていいかわからない」時の簡単な整理法
「どれを減らしていいのかわからない」と感じるた時には、
まず 自分の負担を“見える化”することから始めましょう。
Step1「やらなきゃいけない」と思っていることを書き出す
広告の裏紙でもスマホでも構いません。
まずは深く考えず、気になっていること・頑張っていることを、思いつくまま書き出します。
たとえば、
「好き嫌いをなくしたい」
「早く寝かせたい」
「明日の準備は自分でさせたい」
「起きたらすぐに着替えてほしい」
「夕食前は間食させない」
「ちゃんと謝れる子になってほしい」
…などなど。
いくらでも出てきますね。
まずは、思う存分吐き出すつもりで、どんどん書いてください。
Step.2 書いたものを「今すぐ・そのうち・いつか」に分ける
次に、書きだしたものを次の3つに割り振ってみます。
今すぐできるようにならないと困ること→ [いますぐ]
今は大人の手伝いで何とかなること→ [そのうち]
大人になるまでにできればいいこと→ [いつか]
この3区分はシンプルですが、これで十分です。
Step.3 その上で、[いますぐ]に分類されたものの中から、朝・昼・夜に一番優先してやりたいことを、それぞれ1個ずつ選ひましょう。
選ばなかったことは「やらなくていい」ということではありません。
「順番をつける」という気持ちで選んでみてください。
Step.4 選んだ3つを最優先
ここまでくればあとは簡単です。
朝の時間・昼の時間・夜の時間に選んだ3つを頭に入れたら、
書いた紙はもう不要。
心配なら冷蔵庫に貼っておいてもいいですし、
プレッシャーなら丸めて捨ててしまってだいじょうぶ。
頭に入れた3つのことだけを「頑張る」と決めて、
後は、「時間があったら」「余裕があったら」やればいい。
意外とどうでもいい
“今日やらなきゃ” と思っていたものが案外、「そのうちでいい」「もっと先でいい」に移動することがあります。
体力・気力は毎日変わるものなので、『今日の自分』に合わせて
「今日できること」をゆるく決めていきましょう。
「ひとりで判断できない」ときは、誰かに相談
育児の優先順位は、家族構成も性格も状況も違うため、
ひとりで正解を見つけるのは、簡単なことではありません。
だからこそ、負担が重いときは“誰かに一緒に考えてもらう”という選択肢も大事です。
まずは、身近な配偶者やパートナー。
それが無理なら、園や学校の先生など、子どもの様子をよく知る第三者。
あるいは、子どもの性格や特性、家庭の状況や親の体力や性格などに合わせたより専門的なアドバイスが必要なら、発達心理の専門家・子育て支援の専門家に相談するのもひとつに方法です。
まとめ
日々の育児には、
“今日でなくていいこと” がたくさんまぎれています。
そして、それを自分ひとりで見分けることが簡単ではない時もあります。
迷った時は誰かと一緒に考えながら。
優先順位は “今日のあなた” に合わせて決めていいもの。
その柔軟な心の余裕が、子どもの成長を守る大切な力になります。
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