こんにちは。カウンセリングオフィスGardenです。
今日は「自分を語る」ということについて、心理カウンセラーとして感じていることを少し書いてみたいと思います。
語ることによって、得られるものとは何でしょう?
もちろん、「否定されない」という条件ですが。
いろんな言い方があると思いますが、思いつくまま挙げると
自分は大切にされていい人間なんだ、ということを実感する
自分の価値を感じる
自分を好きになる
これまで私が面接でお会いしてきた方たちの中には、それまでの人生で何かしら受け入れがたいネガティブな経験があって、そこから、「自分は取るに足りない存在だ」とか、「能力の低い人間だ」と思っている方がたくさんいました。
そしてそういう辛さ(つらさ)のあまり、自ら人間関係や社会との関わりを断つ、という生き方をしている方もいらっしゃいました。
自分なんか仲間に入れてもらえない、きっと認めてもらえない、という強い“確信”があって、だから自分が思っていることなんか人には言えない。それよりも、なんとか周りに合わせよう、社会に合わせよう、という切実な努力をしている方たちでした。
その根っこにあるのは、自分なんかどうせ上手に生きられないという諦めに似た自己否定の感情なのだろうと思います。
もちろん、社会との関わり避けて穏やかに暮らしていく生き方は否定されるものではありませんし、それはそれでその人らしい生き方だと思います。
でももし、やっぱり人とつながりたいと思う気持ちがあるのにできない、と思っているのであれば、勇気を出して自分を語ること、そしてそれを受け入れてもらうという体験が、人生のどこかではあった方がいいと思います。
でも、できれば傷つきたくないですよね。語って傷ついた過去があるからこと、今の生き方になっているわけですから、やっばり傷つくのは怖い、それは当たり前です。
カウンセリングってこういうものですよ、という説明にはいろいろな切り口があると思いますが、ひとつの言い方としては、
その人の語りをすべて受け入れて、丸ごと肯定すること。そして語り続ける勇気を支えることだと思います。
そういう体験が、「どうせ私なんか」と思っている方への、小さな灯りになればいいな、と思います。
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