こんにちは。カウンセリングオフィスGardenです。
今日は、私がお手伝いしているNPO法人メンタルコミュニケーションリサーチ(MCR)が参加した『東京都のひきこもりサポートネット合同説明相談会』の様子をご紹介したいと思います。
MCRは、不登校・ひきこもりの方への訪問支援を行っているNPO団体です。
現在、東京・千葉・埼玉・神奈川・札幌の5支部で、それぞれの地域で支援活動を行っています。
私は、2020年からこの団体の活動に参加。家族コンサルタントとして、不登校・ひきこもりのお子さんを抱えるご家族の相談をお受けしています。
今年度は、東京都の若者社会参加等支援事業の担当となり、東京都のイベントなどに関わらせてもらっています。
東京都ひきこもりサポートネットは、毎年合同説明相談会を行っており、今年は11/23日(日・祝)に第三回の説明会が開かれました。私もMCRから参加させていただきました。
会場の雰囲気
会場は、江東区の曳舟文化センター。
体育館ほどの広さの部屋に、映像による紹介スペース、各団体のブースが並んでいました。
まずプログラムの最初に、参加している支援団体が順に前へ出て、準備したスライドを使いながら、それぞれ約5分ずつ活動内容を紹介しました。
今回参加していたのは、公的な支援機関が5つ、民間の支援団体が10数団体と幅広く、来場者の方々も真剣に耳を傾けていました。
その後、各団体のブースに分かれ、個別相談がスタート。
来場者は出入り自由で、開始時点で20名ほどが来場し、気になった団体のブースを順に回りながら説明を聞いていました。
支援者は(仕事柄?)親しみやすい雰囲気の人が多く、初めて相談する方でも入りやすかったのではないかと思います。
来場者の相談傾向
当日は、同時者ご本人が一人で来場されるケースも、ご夫婦で相談に来られるケースもあり、状況はさまざまでした。
共通していたのは、「現状をなんとかしたい」「次の一歩をどう踏み出すか」という強いお気持ちをお持ちだったことです。
特に多かった相談内容は、
・就労に向けての相談
・社会参加の足掛かりとなる“居場所”探し
「外に出たいが、ちょうどよい場所がない」「働きたいが、いま何をしたらいいかわからない」といった声や、「なんとか働いているが、仕事以外の人間関係が欲しい」といった当事者の方たちの声や、「学校を卒業して支援がなくなってしまった。継続して相談できるところを探している」という保護者の声も聞かれました。
実際に担当者と直接会って話していただくことで、ネットだけではわからない生きた情報をご提供できたように思います。こうした場が大切な“入り口”になっていることをあらためて感じました。
他団体との交流から学びになったこと
相談の合間には、参加団体同士が名刺交換をしたり、お互いの活動について情報交換をしたりと、活発な交流がありました。
自分たちの活動だけでは届きにくい部分を、他の団体が補っていることも多く、連携の重要性をあらためて実感する時間でもありました。
活動エリアが近い団体とは、今後協力や紹介につながるかもしれません。
今回特に印象的だったのは、団体ごとに支援している年齢層や対象が違うことです。
MCRは、特に年齢制限があるわけではありませんが、不登校の方が多く、年齢は10代〜20代の若年層が中心となっています。
この年齢層では、「家から出ること」「支援につながるまでをどう支えるか」という初期支援が中心となります。
一方、20代以降の成人のひきこもり支援を行う団体では、
「外に出る段階はすでにクリアしている」ケースが多く、
次のステップとしての“通う先探し” が主なテーマのようでした。
そのため、居場所や活動スペースを提供する団体が多く、実際にそうした資源を探している来場者が多い印象でした。
支援の方法は団体ごとに異なりますが、だからこそ連携することで、より多くのニーズに応えられる可能性が広がります。
おわりに
今回の合同説明相談会を通して、支援を必要としているご家庭や当事者の方が、自ら動いて積極的に支援を求めていることをあらためて感じました。
同時に、さまざまな形で支援を行う団体が集まり、それぞれの強みを生かし合えることの可能性も見えました。
不登校やひきこもりの悩みは、決して珍しいものではありません。
もしご家庭だけで抱え込んでいる状況があれば、どうか無理をせず、いつでもご相談いただければと思います。
これからも、一歩を踏み出すお手伝いができるよう活動を続けていきたいと思います。

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