こんにちは。カウンセリングオフィスGardenです。
一日を終え、ようやくひと息ついて、
「今日は大変だった。わたし、よく頑張ったなあ」
でも次の瞬間、心の声が
「ほんと?みんな、もっと頑張ってるんじゃない?」
確かに、一日中走り回っている人もいるし、もっと大きな責任を背負っている人もいる。
それに比べれば、自分の一日はそれほど忙しくない。
私の頑張りなんてまだまだ…。
そう思うと、自分への誉め言葉はあっという間に消え、
自信を持って「わたし頑張ってる」と言い切れなくなってしまいます。
他者と比べることで揺らぐ「わたしの頑張り」
自分をねぎらいたい気持ちがある一方で、
「それを言っていいのは本当に頑張っている人だけ」という気持ちも払拭できない。
「他の人と比べて、自分はどうだろう?」
「これくらいで、頑張ってるなんて言っていいの?」
このように、他人と比べることで、自分を否定する気持ちが生まれてしまいます。
自分基準で生きるのって不安
「他人と比べない」「自分で自分を認めよう」とよく言われます。
そのように前向きに考えられる瞬間もありますが、
何かに迷っている時、心が弱っている時には、なかなかそんなふうには思えないのが人間です。
「自分基準で頑張りを測る」というのは、
他の誰の評価も承認もなく、自分が自分を信じることです。
人は社会的な生き物ですので、
他者からの承認なしに、自分一人で「これでいい」と言い切るのは、実はかなり勇気のいることです。
誰でも最初は、自分以外の誰かに「それでいい」「よくがんばってるね」と言われてはじめて、
「やっぱりこれでいいんだ」とほっとするものです。
認めてくれる他者が支えになる
あなたを肯定してくれる「誰か」
それは、あなたを「評価」ではなく「理解」してくれる人です。
「あなたの頑張りを見ているよ」
「あなたの気持ちは理解できる」と、うわべだけでなく、ちゃんと根拠まで言ってくれる人です。
家族やパートナーがそんな存在になってくれるかもしれません。
身近に「お疲れさま」「無理してない?」とあなたを気にかけてくれる人の存在は、
“私はひとりじゃない”“自分のひとりよがりではない”という安心感を生み出します。
カウンセラーのような専門家も、安全な他者となり得ます。
否定せず、丁寧に話しを聴いてもらうことで、
「私を知ってくれている人がいる」「自分の感じていることを信じてもいいんだ」と思えます。
「頑張ってるね」を自分に言えるように
人はみな、持っている能力も違えば、生きている環境も違います。
だから、「頑張り」の基準が人それぞれです。
一日をなんとかやり過ごしただけの日も、
思い切って新しい一歩を踏み出した日も、
人と比べることなく「よくやったね」と自分に言えるようになれたらいいですね。
信頼できる他者に認められる体験の積み重ねが、自分を信じるための土台になります。
そして、その土台がしっかり堅固になっていくことで、
人は自分で自分に「私、頑張ってる」と言えるようになります。
もし、「私、本当に頑張ってるのかな」と不安に思ってしまったら、
信頼できる誰かに、「私、頑張ってるよね?」と訊いてみてください。
本当にあなたを見ている人は、きっと「もちろん!よくやってると思うよ」と笑顔で答えてくれるはずです。
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