こんにちは。カウンセリングオフィスGardenです。
予想外のトラブルに直面した時、思わず
「こうすれば大丈夫!」
「こんな場合は注意!」
といった極端な言葉に目が向いてしまうことはありませんか?
今回は、不安になった時に「きちんと知る」ことの意味について考えてみたいと思います。
人は未知のことに出会うと不安になる
予想外の出来事や、よく分からないことに出会うと、人は不安を感じます。
この時、私たちは、そのことについてはっきりした根拠がなくても、
「怖そう」「危険そう」「大丈夫そう」などの判断をします。
ヒトは大昔、突然遭遇した未知のものから生き延びるため、それが危険かどうかを
素早く判断しなければなりませんでした。出会った瞬間に「戦うか、逃げるか」を決めます。
「様子を見る、よく知る」は、安全が確認された後の話なのは自然の流れです
不安なときほど、分かりやすい答えが欲しくなる
つまり、得体の知れないものに不安を感じ、その不安が強いときほど、
私たちは複雑な現実よりも分かりやすい答えが欲しくなります。
このように、「絶対に大丈夫」、あるいは「すぐに〇〇して!」などの
断言する言葉は、一時的には不安を小さくすることに役立ちますが、多くの場合、
現実はもっと複雑です。長い目で見た時、この最初の印象だけで行動し続けてしまうことは
あまり良い方法とは言えません。
正しく知ることで見えてくるもの
「知る」こととはどういうことでしょうか。
風景に例えてみましょう。
遠くから見ている時、山は輪郭しか見えません。山頂は遠くて、
自分が登り切れるのか心配になります。
けれど、近づいて実際に尾根や谷、登山ルートが見えてくると、
どの道をたどればいいのかがわかります。すると、山頂までの道のりが
具体的に想像できるようになります。
未知のことを知っていく、とは、表面しか見えていなかったものが、細かく
具体的に見えてくるということです。 そして、その見え方の違いが、問題に向き合う時の
心の持ちようを変えてくれるのです。
子育てでもおなじ不安がなくなるわけではないけれど
もちろん、理解すれば不安がなくなるというわけではありません。むしろ、
問題の複雑さや難しさが見えてくることもあります。
そんな時には、一人で考えるだけでなく、誰かに相談することも
「知る」ための方法の一つです。 誰かと一緒に考えることで、自分一人の時には
見えていなかった視点や情報が加わり、状況をより具体的に理解できるかもしれません。
おわりに
「知ること」は、問題と向き合う時の第一歩です。
理解が深まることで、「いま何が起きているのか」「いま自分に何ができるのか」が見えてきます。
「知ること」とは、目の前で何が起きているのかを理解し、
自分にできることを見つけるための土台になるのかもしれません。
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