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【メンタルヘルス】自分だけの「好き」を持っていますか?ː他人の評価から離れる時間

こんにちは。カウンセリングオフィスGardenです。

 

日々の生活の中で、ふと心が疲れて、「自分は何のために頑張っているんだろう」と

立ち止まってしまう瞬間はありませんか?

 

今回は、「誰かのため」「何かのため」ではなく、「自分のため」を大切にすることについて

考えてみたいと思います。

 

 

「やりたいこと」と「やらなければならないこと」

私たちが毎日やっていることは、背後にある“動機”から、大きく二つに分けることができます。

 

ひとつは、自分の中から湧いてくる「やりたいからやっていること」。

もう一つは、周囲からの求めに応じて「やらなければならないから

やっていること」です。

 

社会の中で生きていると、どうしても「やらなければならないこと」の方が

優先されがちです。なぜなら、周囲からの期待に応えたり、求められる役割を

果たすことで、自分の生活や居場所を守ることができるからです。

 

 

「社会の正解」に合わせる

ここでいう「社会の正解」とは、単に周囲の人たちの期待に応えることだけ

ではなく、社会全体の価値観や「こうあるべき」という理想の姿も含みます。

 

私たちは、周りの空気を読んだり、与えられた役割を果たすことで、自分の居場所を

手に入れています。社会の中で生きている以上、社会や他人からの評価と無関係ではいられません。

 

人は社会的な生き物です。生きていくために、社会に合わせなければならないのは

仕方のないことですが、それだけが自分を支える唯一の価値になると、苦しくなってしまう時があります。

 

たとえば、「よい社員」「よい母親」「よい父親」といった役割は、もちろん大切な

自分の存在価値です。しかし、それが自分のすべてになってしまうと、その役割で

つまずいた時、自分そのものの価値が失われたように感じてしまいます。

 

それは、とてもつらいことですね。

 

 

「自分のために」は「好きだからやるだけ」

もう一つの物差しである「自分のための〇〇」ですが、これは単なる趣味や気晴らしを

超えて、私たちが安心して生きていくために、もっと大切な意味を持っているように思います。

 

長い人生の途中には、物事がうまくいかない時期や、心がひどく疲れてしまう時が

必ずあります。たとえば、仕事で大きな失敗をした時、家庭で大きなトラブルがあった時、

あるいは周囲からの評価が下がった時、こうした出来事は、「その集団の一員としての存在価値」が

脅かされる不安につながります。

 

この時、もし「集団の価値観」だけしか持っていなかったら、そこから外れた時、

自分を支える根拠をぜんぶ失ったと感じてしまうかもしれません。

 

 

「好き」は、あなたの心を守ってくれる

そんな時に支えになってくれるのが、「自分の好き」です。

 

ここでいう「好き」とは、誰かに認められるかどうか、という基準を一切含みません。

上手か下手か、役に立つか立たないか、評価されるかされないかに関係なく、

「自分が好きだからやる」というものです。

 

それは他人の評価ではなく、自分自身の価値観で成り立つ世界です。社会の中での役割や評価は、

どうしても他人の判断に左右されますが、自分だけの「好き」は、自分自身がその価値を決めることができます。

 

だからこそ、社会との関係で傷ついた時にも、「自分にはこれがある」と思える場所になり、

そこで心のエネルギーを回復することができるのです。

 

 

おわりに

外側からの評価は、時として自分の力ではどうすることもできません。

 

だからこそ、私たちは片手に社会の物差しを持ちつつ、もう一方の手には

「自分が好きだからやっている」という物差しを持っておくことが大切ではないでしょうか。

 

その二つをバランスよく使い分けることが、社会の中で自分自身を見失わずに

生きていく助けになるのだと思います。